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音響を志した理由




自ら望んで、音響の道へ踏み出したのは
40歳を過ぎてから。
本当に、知識0から踏み出した。
初めから、好きで志した訳じゃない。

きっかけは、宇多田ヒカルさんが、
自身のFMラジオ番組を
完パケまで制作してる
というニュースだった。
完パケ→音源を収録、編集し
放送できる状態のデータの事

当時、喋り手として、
役者、タレント、MCとキャリアを積み
地域密着型メディアへの関与、
音楽関係の仕事についた。

しかし、不本意ながら、
突然、全てを辞さなければならず
心身の不調に陥っていた

そんな中、宇多田ヒカルさんの話
背中を竹刀でぶっ叩かれたような
息ができない衝撃を受けた
「自分の出演場所は、自分で作る。
そうか!自分で音響機器が操作できれば、
実現できるか」


地域密着型メディアは
インターネット放送とミニFM

インターネット配信するため、PA卓を操作
BGMを操作しながら喋っていた
自宅のパソコンでやれそうだ

著作権や配信するまでのパソコン設定
著作権は芝居の学校で
インターネットは通信会社に在籍し
お客様対応するため、会社の研修で学んだ
何だ?イイネ?


まずは、
四ツ折テーブル上のパソコンを、
机に乗せることからだと、
リサイクルショップへいった。

1Fが中古家具や洋服、
2階がAV機器や楽器などの店舗。

机を購入した帰り、2階にも立寄った。
ラジオ局のスタジオ機材を
思い浮かべながら、
同じ種類の機材を中古で購入
必要と思われるケーブルも
店員さんに聞いて買った

ところが、
穴と穴を繋いでも音がでない。
穴の大きさが違う、3つの穴と1つの穴。

自力では理解できず、
インターネットで調べ、
また、先の売り場の店員さんに質問
何とか接続をした。


その時「何だか、電気だな」と感じ
「電気は理科!」思いつきで書店へ
「小中学生用の「理科」参考書を見ると、
基本的な仕組みが書かれていた

「豆電球の図がイイネ」
直感で進めた、3ヵ月後
インターネット放送を開始した。

すると、配信を進める度に、
綺麗な音を届けたいと、欲が出始めた

「雑音が邪魔だ」
どうすれば良いか分からず悩んだ

またも、ある時
「小学生時代、音楽番組の録音でうるさい時
フスマを閉めたな」
と思い出し

「畳からフローリングに床材を買えると、
苦情が増えたな」
町内会の役員時代を思い出した

様々に経験を思い出す中
「畳、フスマ、
トイレットペーパーと和紙、マットレス。
紙と草とスポンジは音を遮る。
響きを操れる」と考え、

手や足、口、音を出しながら、
肌で振動を確認しつつ、
「防音と遮音」について
独学で研究を開始した。


最終的に3ヶ月、試行錯誤し
アコースティックギター
ピックでカッティングしても」
騒音にならない環境を作り上げた。

さらに、2ヶ月後、
配信を作品として持参
音楽事務所に音響として所属

「8の字巻きも出来ないのか!」
呆れられながらも
経験豊富な先輩の指導を受け、
ブライダルを中心に
音響として仕事できるようになった。


そして、現在
研鑽する場所が得たい。
もっとスキルアップしたい
音響を自分の技として提供したい。

学びの裏づけとして、
経験した事を活かし
どんな悪条件でも
「正確に音を拾い届ける」

必要な物がなければ
「ある物で、ベストな環境を作り上げる」

音響家として
道を究めたいと切望している

これが、私の音響を志した理由
未だに「微分積分&物理」苦手教科
何だか、克服できる気がする

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