重機や人は、東北復興のため利用した会社からリース。しかし、滞在費、交通費、人件費は会社もち。進まなかったんだよ。バスの運転手さん。
神立という、当日は上空からしか撮影できなかった地区を、オフレコで身内2名の行方が分からず、自主的に献花台などを管理してる方に、案内していただいた。
グニョグニョする、水を含んだ溶岩。地盤が危険で家を建てられない。仮設住宅を横目に下へ。町の献花台とは違った悲しみがあった
しかし、お世話になっている音響会社担当の方が、言ってた。正確な記録を残すために映像はあるんだと。
私情をこらえ、タブレットで撮影し、ラジオ用にレポートした。
私が足を踏み入れた地帯に、行方不明の方がいるかもしれない。行方不明から10年経過し命を絶ったり、孤独死した身内が浮かんだ。
スーパーには、互いに頑張ろう、東北との交流があるようだ。
忘れられ、風評にすらならない、三宅村といい、ドブ板で歩いて、肌で感じると、得も言われない徒労が襲う。
スポンサーをつけなくて良かった。お金を理由に、言われた通り、バカを演じ、カンペ通りのリアクションはゴメンだ
忘れぬよう整備し、整備しながら捜索し、仮設住宅の方へ早く、生活基盤を。そのために主力産業の観光に力を入れ、自力で立ち上がる。周囲が協力をして盛り上げる
国税や都税がそれで使われるなら、大賛成だ。でも、とてつもなく疲れる。
家が流された50センチ横の、老舗の椿油の店は、健在。ほんの少しの差だったと。答と想いは現地にある。
明日から、向き合おう。私の目で見た現実を、伝えたい、見て欲しい
4日風呂に入らず、取材メモをまとめ、倒れこむようにベットに入り、喉に血の匂いを感じながら、飯を食うため歌った。
正しい事を伝えたい。想いよ、届け